全てはひとつ。

3日間、米国の証券会社リーディングカンパニーの開催するコンファレンスにてバイリンガルアナウンスを担当しておりました。セミナーとセミナーの間に、案内をアナウンスするため、必然的に1日中のセミナーを板付きで聞くことになるわけですが、パネルディスカッションや講演など3日間まぁまぁ、各界のトップが顔をそろえ、業界別に経済市場や今後の見通しなどについて語るわけです。証券、株、投資などは自分にとっては無縁の世界ですが、コンファレンスでは観光業界や世界市場全体についてのトピックなどもあり、時間を忘れて聞き入って、部分的にメモをとったり・・・そして感じたのは、世界の経済、いや、政界を支えているのは、まぎれもなく民間企業や大学教授、専門研究家たちである、ということを改めて実感しました。例えば、小泉政権時代、北朝鮮にいって拉致被害者たちを小泉元首相が連れ戻しに行きましたが、その水面下で粘り強く拉致被害者たちの返還を求めて交渉していたのは、民間企業の社長さん。例えば、財務大臣などと連携して経済の動向や指標を作り、経済回復のための地道な行動をしているのも、財界人と共に水面下で動いている大学教授や民間企業のトップたち。みんな、世界経済回復に向けて自分たちができることをあらゆる角度から検証し、世界各国のネットワークを使い、交渉業務を行っています。表面的には、それらは、政治家や閣僚、国のトップが行っている、という報道が私たちが入手する情報ですが、その水面下で裏方として交渉や折衝をしている企業の方々や専門家の人たちが実質、国を動かしている、その歯車の大切な部分を担っている、というわけです。水面下で進んでいることは日常のニュースには出てこないことが多いけれど、例えば、現在、すでに日本国内カジノ法案設立の指針が提出され早ければ、東京、大阪、沖縄のいずれかの都市に合法的なカジノを含む複合施設ができるであろう、それは観光庁管轄で、日本にインバウンドを増やすための政策のひとつであるそうですが、へぇーそんな案件が動いていたのかー、と感心ひとしきり・・・どの業界のセミナー、パネルディスカッションでも話題に上がっていたのが、日本の首相の件。小沢さん、管さん、いずれにしても、それぞれの首相の政策はあいまいであるし、しかし、現在これだけ円が強い経済状況において、やるべきことも山盛りで、、といった話はどの業界でも論点になっていました。社会保障の問題、消費税問題、インフラ問題、日本で言えば普天間基地問題、日本だけではなく世界が抱える経済復興への道のりはまだまだ当分続きそうですが、こうして、各業界の人たちが自分たちの会社の利益だけではなく、国や世界を実は動かしている、その一旦を担っている、というのはすごいことだな、と改めて自分の未熟さや勉強しなきゃ、もっと、、と考えさせられました。色々な動向を理解することで、これからどんなビジネスが伸びてゆくのか、どの国との貿易やビジネスが成長率が高いのか、そんな部分も政治経済を理解すれば先見の目を持つことができます。自分のビジネスにはそういうの全然関係ないからー、とか言っている場合じゃないな、これは・・・と。とても今回のコンファレンスは有意義でした。勉強になりましたし、もっともっと政治経済のことを身近に考えて積極的に自分ができる範囲のことをできる範囲で参画してゆかねばな、、とも思いました。ホリスティックな物の考え方。これに尽きるんだなー、ということを実感しました。ホリスティックでグローバルな視点。それがまさにこれから21世紀、必要とされる着眼点の様に思いました。有意義な3日間でした。本当に無駄な経験は何一つ存在しないのですねー。ありがとう

Love and Aloha

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